こんにちは、こんぱちろうです。
「福本郁美」さんによる
「らくama」というプロジェクトの
募集が行われています。
「完全お任せで平均利益率25%以上」
とアピールするプロジェクトです。
ビジネスモデルは
「Amazon転売」です。
今回は「らくama」の
問題点を指摘していきます。
<目次>
①「らくama」とはどんなビジネスか
②平均利益率25%以上が困難な理由
③リサーチツールの問題点について
④公開している実績の問題点
⑤参加条件はどのようなものか
⑥参加する前に確認するべき事
①「らくama」とはどんなビジネスか
「らくama」とは、
AmazonのFBAサービスを
利用したビジネスです。
ビジネスの流れとメリットは
以下のように説明されています。
1)会員は仕入れる商品をえらぶ
・Amazonの売れ筋商品を
多くの会員が大量に仕入れる事により、
仕入れ値を抑える事ができる
・個人では仕入れる事ができない商品を
仕入れ、販売ができる
・在庫を抱える事なくリスク無く
商品を販売できる
2)「らくama」が作業を代行する
・らくamaが
「仕入れ」「販売」「検品」
「発送」「納品」などの
作業を代行してくれるため、
完全お任せでビジネスが行える
・これにより知識、ノウハウもいらず、
時間がなくても副業で取り組める
3)売れたら2週間で売上金が入金される
・約2週間で売上金が入金され、
利益率は平均で35%
・万が一売れ残っても
「らくama」が買い取り保証する
4)厳しい仕入れ基準があるため
売れ残る事がない
・仕入れる商品は、
Amazonで1ヶ月間で最低10回以上
販売されている商品
・利益率が最低15%以上見込める商品
のみ仕入れる
(2020年4月~11月の平均利益率は
39.9%)
・1週間で売り切れる量だけ仕入れる
・ツールを使用し、専属スタッフが
仕入れる商品を絞り込む
②平均利益率25%以上が困難な理由
AmazonのFBAを利用する際は、
売り上げに対して以下の経費が
必ず必要になります。
〇販売手数料8%~15%
〇大口出品の月間登録料(4900円/月)
〇個口商品の基本成約料(100円/1個)
〇FBAの配送代行手数料
(商品の出荷・梱包・配送の掛かる)
〇FBAの在庫保管手数料
さらに、
「らくama」に支払う手数料は、
〇仕入れ代の6%
〇売り上げ金額の1%
以上の経費が掛かってきます。
かなり少なく見積もったとしても、
仕入れ以外の諸経費で
「17%」が掛かるという事です。
もちろん「利益」にではなく
「売上」に対してのパーセンテージです。
つまり、
「らくama」がアピールする
「平均利益率25%以上」を
実現するためには、
経費17%+利益25%=価格差42%
となり、
価格差42%の商品を安定して
仕入れる必要があるという事です。
価格差42%以上の商品は
リサーチしても頻繁に見つかる
ものではなく、
一般的に見つかり易い商品は、
10%~20%の価格差のものです。
また価格差のある商品を
仕入れる事ができても、
「人気商品」で「最安値」でなければ
不定期にたまに売れるだけで、
毎月安定して利益を得る事は
難しいと言えるでしょう。
③リサーチツールの問題点について
「らくama」は、
ツールを使い専門スタッフが
仕入れる商品を絞り込んでくれると
謳っていますが、
転売などのビジネスにおいて、
リサーチツールを使用するものは、
たくさんあります。
リサーチツールを使う目的は、
「利益が出る商品を見つける」
「人気商品を見つける」
このようなもので、
目利きがない初心者でも、
簡単にビジネスとして成り立つと
思ってしまうかもしれません。
ですが、
リサーチツールを使い、
売れ筋商品や利益率の高い商品を
簡単に見つけられても、
「利益」が得られるとは限りません。
理由はその商品の
「最安値」でなければ売れないからです。
消費者は、同じ商品であれば、
最安値で、送料が無料で、
評価の高いサイトから購入したいと
思います。
最安値で売って利益を残すためには、
仕入れ値を安くする必要があります。
ですがそのためには、
大量に仕入れなければならない場合も
あります。
また、
仕入れた人気商品は、
人気があるうちにすぐに売れなければ、
不良在庫を抱えるリスクも出てきます。
そのためツールを使って、
利益率が高い商品や人気商品を
リサーチする事よりも、
プロジェクトに参加した初心者が、
毎月いくらの利益を得られているのかを
確認する事が重要なことです。
また、
リサーチツールを使うプロジェクトは、
「無在庫転売」の案件が多いです。
無在庫転売とは、
商品が売れてから仕入れをするため、
大量仕入れや売れ残りのリスクが
無いように思われていますが、
「無在庫転売の問題点」を
参考までに確認してみてください。
④公開している実績の問題点
優れたプロジェクトかどうかは、
参加したたくさんの初心者の
毎月の利益実績を確認することで
判断できます。
ですが、
募集サイトでアピールされている実績は
利益のシュミレーションだけで、
参加者の毎月の利益実績について
公開しているものは1件もありません。
〇何をいくらで何個仕入れたか
〇いくらで何個販売したか
〇経費、手数料などを差し引いた
毎月の利益金額
〇在庫している商品の金額
このような事をもっと調べなければ
参加する価値があるかどうかの
判断が出来ないという事になります。
⑤参加条件はどのようなものか
参加条件は2種類のプランがあります。
〇VIPコース
参加費用 192,720円(1年分先払い)
〇通常コース
入会金 49,800円
月額費用 19,800円
年間総額 221,800円
この他に、
「仕入れ代」「諸経費」が
必要になります。
⑥参加する前に確認するべき事
参加する前には
参加した初心者の利益実績を
確認する事が重要になります。
1)初心者の毎月の利益金額はいくらか
「らくama」に参加した初心者が、
毎月いくらの利益金額を得ているかを
確認する事が大事です。
2)具体的な投資内容とそのお金の動き
毎月の利益金額を得るまでに、
どのようなお金の増減があったのかを
確認する事が重要です。
〇いくらの初期費用を準備したか
〇なにをいくらで何個仕入れて
〇なにをいくらで何個売って
〇いくらの利益を得られたか
〇利益を得るまでの期間
〇専用ツール代やサポート費用
具体的なお金の流れは、
このようなポイントを確認します。
3)参加者のうちの何人の初心者が
毎月利益を得ているか
毎月利益を得られている、
知識や経験がない初心者が何人いるかで、
プロジェクトの実績の判断ができます。
「らくama」の参加者が何人いて、
そのうち何人の初心者が、
毎月いくらの利益金額を得ているかを
確認する事が大事な事です。
以上3点が、
参加する前に確認するべき事です。
参加費用と照らし合わせて、
参加する価値があるかどうかを
判断する事が重要な事になります。
転売・物販についての関連記事はこちら
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初心者が転売で成功できない理由
無在庫転売の問題点について
オリジナルブランド物販のリスクについて
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振り分けられている場合もあります。
ご確認よろしくお願い致します。
私が実践中の副業についてはこちら
「福本郁美」さんによる
「らくama」というプロジェクトの
募集が行われています。
「完全お任せで平均利益率25%以上」
とアピールするプロジェクトです。
ビジネスモデルは
「Amazon転売」です。
今回は「らくama」の
問題点を指摘していきます。
<目次>
①「らくama」とはどんなビジネスか
②平均利益率25%以上が困難な理由
③リサーチツールの問題点について
④公開している実績の問題点
⑤参加条件はどのようなものか
⑥参加する前に確認するべき事
①「らくama」とはどんなビジネスか
「らくama」とは、
AmazonのFBAサービスを
利用したビジネスです。
ビジネスの流れとメリットは
以下のように説明されています。
1)会員は仕入れる商品をえらぶ
・Amazonの売れ筋商品を
多くの会員が大量に仕入れる事により、
仕入れ値を抑える事ができる
・個人では仕入れる事ができない商品を
仕入れ、販売ができる
・在庫を抱える事なくリスク無く
商品を販売できる
2)「らくama」が作業を代行する
・らくamaが
「仕入れ」「販売」「検品」
「発送」「納品」などの
作業を代行してくれるため、
完全お任せでビジネスが行える
・これにより知識、ノウハウもいらず、
時間がなくても副業で取り組める
3)売れたら2週間で売上金が入金される
・約2週間で売上金が入金され、
利益率は平均で35%
・万が一売れ残っても
「らくama」が買い取り保証する
4)厳しい仕入れ基準があるため
売れ残る事がない
・仕入れる商品は、
Amazonで1ヶ月間で最低10回以上
販売されている商品
・利益率が最低15%以上見込める商品
のみ仕入れる
(2020年4月~11月の平均利益率は
39.9%)
・1週間で売り切れる量だけ仕入れる
・ツールを使用し、専属スタッフが
仕入れる商品を絞り込む
②平均利益率25%以上が困難な理由
AmazonのFBAを利用する際は、
売り上げに対して以下の経費が
必ず必要になります。
〇販売手数料8%~15%
〇大口出品の月間登録料(4900円/月)
〇個口商品の基本成約料(100円/1個)
〇FBAの配送代行手数料
(商品の出荷・梱包・配送の掛かる)
〇FBAの在庫保管手数料
さらに、
「らくama」に支払う手数料は、
〇仕入れ代の6%
〇売り上げ金額の1%
以上の経費が掛かってきます。
かなり少なく見積もったとしても、
仕入れ以外の諸経費で
「17%」が掛かるという事です。
もちろん「利益」にではなく
「売上」に対してのパーセンテージです。
つまり、
「らくama」がアピールする
「平均利益率25%以上」を
実現するためには、
経費17%+利益25%=価格差42%
となり、
価格差42%の商品を安定して
仕入れる必要があるという事です。
価格差42%以上の商品は
リサーチしても頻繁に見つかる
ものではなく、
一般的に見つかり易い商品は、
10%~20%の価格差のものです。
また価格差のある商品を
仕入れる事ができても、
「人気商品」で「最安値」でなければ
不定期にたまに売れるだけで、
毎月安定して利益を得る事は
難しいと言えるでしょう。
③リサーチツールの問題点について
「らくama」は、
ツールを使い専門スタッフが
仕入れる商品を絞り込んでくれると
謳っていますが、
転売などのビジネスにおいて、
リサーチツールを使用するものは、
たくさんあります。
リサーチツールを使う目的は、
「利益が出る商品を見つける」
「人気商品を見つける」
このようなもので、
目利きがない初心者でも、
簡単にビジネスとして成り立つと
思ってしまうかもしれません。
ですが、
リサーチツールを使い、
売れ筋商品や利益率の高い商品を
簡単に見つけられても、
「利益」が得られるとは限りません。
理由はその商品の
「最安値」でなければ売れないからです。
消費者は、同じ商品であれば、
最安値で、送料が無料で、
評価の高いサイトから購入したいと
思います。
最安値で売って利益を残すためには、
仕入れ値を安くする必要があります。
ですがそのためには、
大量に仕入れなければならない場合も
あります。
また、
仕入れた人気商品は、
人気があるうちにすぐに売れなければ、
不良在庫を抱えるリスクも出てきます。
そのためツールを使って、
利益率が高い商品や人気商品を
リサーチする事よりも、
プロジェクトに参加した初心者が、
毎月いくらの利益を得られているのかを
確認する事が重要なことです。
また、
リサーチツールを使うプロジェクトは、
「無在庫転売」の案件が多いです。
無在庫転売とは、
商品が売れてから仕入れをするため、
大量仕入れや売れ残りのリスクが
無いように思われていますが、
「無在庫転売の問題点」を
参考までに確認してみてください。
④公開している実績の問題点
優れたプロジェクトかどうかは、
参加したたくさんの初心者の
毎月の利益実績を確認することで
判断できます。
ですが、
募集サイトでアピールされている実績は
利益のシュミレーションだけで、
参加者の毎月の利益実績について
公開しているものは1件もありません。
〇何をいくらで何個仕入れたか
〇いくらで何個販売したか
〇経費、手数料などを差し引いた
毎月の利益金額
〇在庫している商品の金額
このような事をもっと調べなければ
参加する価値があるかどうかの
判断が出来ないという事になります。
⑤参加条件はどのようなものか
参加条件は2種類のプランがあります。
〇VIPコース
参加費用 192,720円(1年分先払い)
〇通常コース
入会金 49,800円
月額費用 19,800円
年間総額 221,800円
この他に、
「仕入れ代」「諸経費」が
必要になります。
⑥参加する前に確認するべき事
参加する前には
参加した初心者の利益実績を
確認する事が重要になります。
1)初心者の毎月の利益金額はいくらか
「らくama」に参加した初心者が、
毎月いくらの利益金額を得ているかを
確認する事が大事です。
2)具体的な投資内容とそのお金の動き
毎月の利益金額を得るまでに、
どのようなお金の増減があったのかを
確認する事が重要です。
〇いくらの初期費用を準備したか
〇なにをいくらで何個仕入れて
〇なにをいくらで何個売って
〇いくらの利益を得られたか
〇利益を得るまでの期間
〇専用ツール代やサポート費用
具体的なお金の流れは、
このようなポイントを確認します。
3)参加者のうちの何人の初心者が
毎月利益を得ているか
毎月利益を得られている、
知識や経験がない初心者が何人いるかで、
プロジェクトの実績の判断ができます。
「らくama」の参加者が何人いて、
そのうち何人の初心者が、
毎月いくらの利益金額を得ているかを
確認する事が大事な事です。
以上3点が、
参加する前に確認するべき事です。
参加費用と照らし合わせて、
参加する価値があるかどうかを
判断する事が重要な事になります。
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